Race for F 2012 11 7

 オバマ大統領、再選、おめでとうございます。
私は、もし、モルモン教徒のロムニー氏が大統領になったら、
「どうなるのだろうか」と思っていました。
 その気持ちを遠まわしに書いたのが、
「アメリカ 2012 4 29」です。
 おそらく、欧州は、いまだに、
モルモン教へ対する偏見が強いと思います。
 あまりにもキリスト教の教義が変わってしまうのは、問題があります。
もちろん、時代の変化に応じて、キリスト教の教義は変えていくべきでしょう。
しかし、限度があると思います。
キリスト教系の大天使は、以下のとおりです。
 ミカエル
 ガブリエル
 ラファエル
 サリエル
 パヌエル
 ウリエル
 ラグエル

アメリカ 2012 4 29
 よく聞かれることですが、
「なぜ、アメリカ大統領は、ケネディ以外は、
みんなプロテスタントなのか。
 アメリカは、キリスト教国だから、
プロテスタントの大統領ばかりでなく、
もっとカトリック系の大統領が多くてもよいのではないか」ということです。
 アメリカ人は、口には出しませんが、
きっと、こう考えていると思います。
「もし、大統領が、カトリック系になったら、どうなるか。
たとえ大統領といえど、ローマ法王(教皇)の前では、
『迷える子羊』になってしまう」
 アメリカは、宗教大国です。
もう数十年前の話ですが、私が青年の頃、
アメリカで「テレビ伝道師」という「聖職」があることを知って、
さらに、その支持者が数百万人と聞いて、
本当に驚いたことがあります。
これは、宗教的だが世俗的というアメリカ社会の特徴が出ています。
 アメリカ人の深層心理には、
大統領は、政治のトップであると同時に、
宗教のトップでもあるべきだという思いがあるでしょう。
 だから、アメリカ人にとって、
カトリック系の大統領は、心理的に受け入れられないと思います。
カトリック系のトップは、ローマ法王(教皇)です。

宗教大国 2012 3 10
 宗教大国と聞いて、どの国を連想したでしょうか。
日本人ならば、イスラム教の中東諸国を連想したかもしれません。
 実は、アメリカも宗教大国です。
こちらは、キリスト教の宗教大国です。
 数週間前の読売新聞には、このような記事がありました。
それは、「アメリカを歩く」という記事です。
「すべては、聖書に書いてある」
「大国を動かす宗教保守派」
 ケンタッキー州の田舎に超現実的な光景が出現する。
地上の動物を大洪水から救ったというノアの箱舟やバベルの塔が、
新テーマパークの目玉として2014年に甦るのだ。
(中略)
 市場調査会社は、箱舟テーマパークに、
初年度160万人の来客を見込む。
 強気の計算には、裏付けがある。
当地のキリスト教団体が2007年、
近くに建設した「天地創造博物館」には、
これまでに予想を上回る150万人が来場した。
(中略)
 キリスト教保守派は、
政治的に無視できない勢力を持ち、
大統領選挙では、中西部などで、
伝統的なキリスト教の価値観を支持する、
サントラム候補を押し上げる要因となっている。
(以上、引用)
 もう数十年前の話ですが、私が青年の頃、
アメリカで「テレビ伝道師」という「聖職」があることを知って、
さらに、その支持者が数百万人と聞いて、
本当に驚いたことがあります。
これは、宗教的だが世俗的というアメリカ社会の特徴が出ています。
 確かに、すべては、聖書に書いてあります。
そのとおりだと思います。
 しかし、ひとつだけ言えることは、
聖書には、「死後の世界」が欠けていることです。
 宗教的に、これは必要なことですが、
イエスキリストの伝道期間が約3年ぐらいだったことが原因だと思います。
 本来であれば、こうした「死後の世界」についても、
「教え」として残し、聖典として完成するはずだったと思います。
 キリスト教の長い歴史において、
イエスを慕う天使たちが人間として生まれ、
こうした欠けている部分を補う動きがありましたが、
なかなか、うまく行きませんでした。










































































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